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2020ベスト | taizooo
というわけで Best of 2020 書くぜ
ちょっとずつ書く

まとめ的な
2018年にそれまで掘っていたファンクからクラシカル・ミュージックにスライドしたのが大きな転機になっているんだけど、この2020年、プレイリストというかミックステープ的なアレを作るようになったのがとても大きな変化になっている。音楽にもっと主体的に? 接続するようになった気がする。ミックステープってシェルスクリプトを組むみたいな感じがある。「UNIXという考え方」という本にあった「梃子の原理」(テコの原理)の話。いくつかの曲をパイプで連結して。コピー&ペーストは世界で一番簡単なエディットだ。ちょきんちょきんと一曲、一曲をつなぎ合わせるのはバック・トゥ・バック。標準入力、標準出力、フィルターは自分の耳か脳みそか。フィルターを開いたり閉じたりする。ローパス、ハイパス。なんてね。


muxtape 003
2020/9/25
> 気に入ってるところ。コンロン・ナンカロウ、ジェイコブ・コリアー、クルト・ヴァイル、そしてビョーク、ってところ https://twitter.com/taizooo/status/1309837962205474823
> ビョーク、じつはクラシカル・ミュージックなのでは? (適当ー) https://twitter.com/taizooo/status/1309839789361774592
今みたいに、「金曜日の夜にその週末のためのプレイリストを用意する」という意図を持って作った、一番最初のプレイリスト
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結構重要な出会いがこのタイミングであった気がする。プレイヤー・ピアノからプリペアド・ピアノに繋がってジョン・ケージにたどり着いた、ような気がする。忘れてる。でも大丈夫、全部、週末のプレイリストに刻まれているから後からでもたどることが出来る

アンサンブル・モデルン
コンロン・ナンカロウの、プレイヤー・ピアノのための楽曲を、人間が演奏している
スタディー・フォー・プレイヤー・ピアノ



毎週金曜日の夜に、その週末のためのプレイリストを spotify で作るようになった
2020/9/18 Fri から
> 今週末もプレイリストを一つ作った。もう、週末ごとに、その週末のためのプレイリストを一つ用意する、ってくらいの勢いになっている。半径3mでプレイリストブームが来ている。 https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2020/09/28/171045

Move On Up
カーティス・メイフィールド
一番最初のプレイリストの一曲目
かつてあった muxtape 、kenmat のヤツに入っていた一曲



習慣の話
毎週末のプレイリストを作るようになってからの一週間の習慣は
金曜日の夜
週末のプレイリストを作る
土曜日と日曜日と月曜日
週末のプレイリストをバカみたいに何回も聴く
いろんな場所で
いろんな聴き方で、スピーカー、ヘッドホン、スマートフォンのスピーカーとかとか
最後、月曜日の通勤行き帰り、カーステレオを爆音で鳴らして終了
そのあと二度と聴かないから、最後にクルマのエンジンを切る時、なんとなく物悲しい空気が流れる。さよならプレイリスト
月曜日の夜
今週末のプレイリスト」の中のアルバムを個々に拾う
火曜日から金曜日
BACHstudy
そのときに興味のあるところを継続的に掘っていく
今はジョン・ケージを掘っている
そしてまた金曜日の夜がやって来る、ヤア、ヤア、ヤア

ソナタ & インタールード
ジョン・ケージ
プリペアド・ピアノ



プレイリストの話
かつて Muxtpae があった
> 「プレイリストは新しい世紀のミックステープです。」
In Tune Mixtape
BBC Radio 3 の番組
クラシカル・ミュージックのミックス
30分、5曲くらい
毎日やっている
ニック・ラスカム
この三つのプレイリストをこの場所で紐解いたのも大きかった気がする
ここで Smithsonian Folkways Recordings に出会った
ここが 天野宣 甲府屋台囃子 につながった
ここの 4'33" で ジョン・ケージ にリンクした
これも BBC Radio3 の番組だった
spotify に転がってる8時間もあるようなプレイリスト、長すぎて聴かないよなーと思う
デフォルト、シャッフル再生で、偶然性に掛けてる感じなのかな
スワイプ、スワイプ、タップ、タップ、的な聴き方
であるならば良さげな曲がたくさん入っているプレイリストの方が当たる可能性が高い
それは mixtape 的ではない

甲府屋台囃子
Synergy Percussion と天野宣
甲府屋台囃子
和太鼓



プレイヤー・ピアノとプリペアド・ピアノ
> ISCM世界音楽の日々(1982年)にて 左より順にリゲティ、息子のルーカス・リゲティ、リゲティ夫人、コンロン・ナンカロウ、マイケル・ドアティ https://ja.wikipedia.org/wiki/リゲティ・ジェルジュ

ジェルジ・リゲティ
プレイヤー・ピアノやバレル・オルガンといった自動演奏機のための音楽
ジェルジ・リゲティ
人間には演奏出来ない



BACHstudy の進捗
2018年から、聴きながら読んでいる
ロサンジェルス・フィルハーモニックとエサ=ペッカ・サロネン (6章)
> なにかを追いかけてるとなんかの拍子にラインが少しだけズレて2重とか3重になったりしますよね。いま BACHstudy がそうで、ロサンジェルス・フィルハーモニック(アメリカのオーケストラ)、エサ=ペッカ・サロネン(フィンランドというかヨーロッパの)、そして20世紀の音楽(主語が大きい) https://twitter.com/taizooo/status/1224320407701835777
フランツ・シューベルト (7章)
BBC Proms 2020
プロムス終わったところで シューベルト は尻切れトンボ
そしてプレイリストの日々と同時に20世紀の音楽へ
ちょっと巻き戻った
期せずして先回りしてしまった

内田光子のシューベルト
> 内田光子のシューベルト、タイトで、シュッとしてて好き /taizooo/内田光子のシューベルト